座談会

小幡

早速なんですけど、ある所員さんが30年勤続になったと知って衝撃でした。そんなに勤めていたんですねって。自分たちも頑張らないとねって話をしました。
社長としては長く働ける人ってどんな人だと思われますか？

今井社長

そうですね。会社が好きでないと続かないのかなとは思っています。何らかの部分で「サニクリーン宇都宮が好きだ」という思いがあって働いてもらってると嬉しいのですが、皆さんどうですか？

小幡

好きだから続けられますし、あとは働いていく上で何か目標があったりとか、やりがいがあるから続けられると思います。長く勤めていらっしゃる方は、見ていて会社を好きなんだなと感じますね。

今井社長

長く勤めてもらっている人って、会社を思ってくれているというのが伝わってくるので、そういう意味で思い入れがある人は長く勤めてくれるんだなというのを感じます。
今いろいろな部署で働いてもらっていると思うんですけれども、仕事のする上で大切にしていることとか、新しく取り組みたいことはありますか？
私はこの前佐藤さんと話していて、思いが強くあふれていた話題があったんですよ。テレビドラマなんですけど、権力に立ち向かうドラマで反響がすごかったらしいです。配信サービスでも観られるんですけど、それを話したらそのあと佐藤さんが観てくれて「すごいドラマですね」って感想をくれたんです。

佐藤

そうなんです。私も業務環境をもっと良くしたいと思っていて。例えば、ちょっとした雑用のような仕事って誰がやってもいいからいつも同じ人がやることになっちゃう。チームとして公平に分担したいけど言い出せなくて、でもどうにかそういう状況を変えたいという話をしてました。

今井社長

どの職場でもあると思うんですけれども、自分が正しくないと思うものを上がクロといったらクロと言わなくちゃいけないみたいな組織で、ドラマの主人公が「自分が正しいと思ったことやりたい。それがなぜいけないの」という心の叫びを行動に移していく。確かに仕事や会社ってそういうところがあって、諦めたり惰性で断念することがあります。でも本当はこうしたらもっといいのにということを熱く語り合いましたね。

丸山

私の所属している広報課として大切にしていることは、人との繋がりです。社内外に関わらず、架け橋となる部署でならなければいけません。私の担当業務として幼稚園や小学生向けのお掃除教室というものがあります。子どもというこれから日本を担っていく存在を相手にしているので、社会や仕事のことに興味を持ってもらえたりお掃除教室に参加したなという記憶が残って欲しいと意識しています。

今井社長

以前ミーティングで話していたんだけれども、お掃除教室はもう9年目なんですよ。だから最初のころの教室の小学生たちが、高校生とか大学生になっている年齢なんですよね。お掃除教室に参加した子どもたちが当時のことを覚えていて「サニクリーンさんに入りたい」と言ってくれる人がいたらいいねと話していました。

丸山

ここ2、3年で対象年齢層がパッと広がったのでその可能性は十分ありますね。もともと幼稚園と保育園が対象だったのですが、今は小学校も対象になりまして、高学年の授業にも入らせて頂けるようになりました。それに、以前実施したイベントで見たことある子がいるなと思っていたら「お掃除教室に参加したことがあります。もうすぐ中学生です」ってわざわざ話しかけてきてくれたんです。きちんと印象に残っているんだなと分かって嬉しかったです。

出井

私は現場の人間ですので、大切にしていることはお客様にいかに貢献できるかというのが第一ですね。工夫することで喜んでもらえるというのが仕事の楽しみに繋がっていると感じます。お客様が喜ぶ姿を間近で見られるのがこの仕事の楽しいところなので、それがなかったらやりがいがないなとちょっと思います。

小幡

私は入社試験の面接官が今井社長でした。当時は課長でしたね。その当時から今までずっとそうなのですが、お客様にも社内の人間にも誰に対しても思いやりを忘れないようにと心がけています。立場上、部下に注意する場面もありますが、その際どのような言葉を使うか、注意した後のフォローのことも忘れずに接するようにしています。

今井社長

小幡くんは全く変わっていなくて、大学生で入社試験を受けたころに既に完成されていた印象ですね(笑)笑顔でなんでも答えてくれるし、気配りもできて。あの頃と全く変わらない。

丸山

いつ電話してもフラットなイメージですよね。忙しいんだろうなとか大変なんだろうなというイメージがありますが、全然そんなことなくて。

小幡

電話に出て相手が機嫌悪いとか嫌じゃないですか！
自分だったら電話かけづらくなっちゃいますよ(笑)

今井社長

先日テレビを見ていて、「SDGs、地球環境や社会に貢献している企業に携わりたい、その一員に私もなりたい」という学生に向けた就活サイトがあると知りました。ああ、そういう時代なのかと思って。でもサニクリーン宇都宮は設立した54年前からレンタルシステムをやっていたので、「使い捨てにしない」とか「物を大切にする」という自然環境に優しいスタイルはまさにこの時代に合っていますよね。ずっと昔からうちはそれを本業としてやってきたというのは胸を張って言える実感があります。就活生に向けて何か発信したいことはありますか？

佐藤

こんな風に社長と距離が近い会社ってあんまりないような気がするんですよね。和気あいあいとした雰囲気がうちの会社のいいところかなと思っています。大きい会社だと、社長や専務なんて本当に雲の上のような存在。だから気軽にコミュニケーション取れるのがすごく良いなぁと。

小幡

久しぶりに社長にお会いしましたけれども、全然久々な感じがしないんですよね。

今井社長

元々日本の縦社会がすごく嫌で、それでアメリカへ行っていました。アメリカは横社会。組織はあるけど、仕事が終わればみんな友人みたいな立場になるというのが良かったですね。私も縦社会というより「みんな横。みんな同じ価値がある」というスタンスでいたいので、日本の社会もそれに近づいてきたというかなと感じます。上から圧力をかけるようなことはしたくないですし、圧力をかけられても困るというタイプなので、風通しが良くて意見を言いやすい環境でありたいと思っています。みんな和気あいあいと喋れるとか、社員さん同士の仲が良いとか、辞めた人がまた戻れるような。

丸山

本当に珍しいですけど、辞めたけど戻ってまた一緒に働いてくれる方が多いですよね。

今井社長

一回辞めたけど戻ってきてくれて正社員で働いて、所長代理をやってくれている方もいる。
社員の結婚式に呼ばれて行ってみると、サニクリーンのテーブルの中に辞めた人が2、3人いたり。「え～！？」みたいな(笑)「どうしたの？」と聞くと「今でも飲み仲間なので」「休日一緒に遊んでる」とか、辞めた人が一緒に結婚式に呼ばれるというのがよくあるので仲が良いんだなと思いますね。

小幡

風通しは本当にいいと思いますね。

今井社長

そういう風通しのよい会社を探している就活生に是非来てもらいたいですね。

仕事のやりがいと大切にしていること、サニクリーン宇都宮の魅力とは？

就活生に向けてのメッセージ