こんにちは、今井です。
4月は寒かったり、温かかったり、気温の差が激しい
一月でしたが、5月はすっかり初夏が近い晴れの日が多く
なってきました。いかがお過ごしでしょうか?
4月は、本社内にて新人研修が3週間行われましたので、
本当に一生懸命に取り組む新人の姿勢に、指導する上司や
周りの所員達もパワーをもらい、初心に帰る貴重な期間と
なりました。
さて今回は、スタッフブログということで、私が読んでお薦め
したい話題のビジネス本を紹介したいと思います!
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」
著者:岩崎夏海 ダイヤモンド社 です。
ビジネス入門書として、今非常に売れている話題の本です。
著者 岩崎夏海氏は作詞家秋元康氏に師事し、今全国でも
大ブレイクを果たした「AKB48」のプロデュースにも携わっていた
いたそうです。
物語は、その岩崎氏がメンバーの中の峯岸みなみをイメージした
女子高生キャラクターを主人公にしています。弱小都立高校の野球
部のマネージャーになったみなみが、野球部を立て直すために、
書店でドラッカーの『マネジメント』を勘違いして買ってしまうのです。
しかし、以外にもビジネス書としての「マネジメント」は野球部という
組織にも当てはまる事に気づき、ドラッカーの『マネジメント』の教えに
基づき、野球部という『組織』の『顧客』は誰なのか?その顧客に提供
する価値は何なのか?野球部という組織の『マーケティング』と『イノ
ベーション』はなんなのか?
と野球部を改革し、甲子園を目指すという青春小説です!
初めは、女子高生が本当に、ビジネス書を自分の野球部に応用する
かぁ~???と前半は客観視しながら読んでいましたが、後半の
韓流ドラマのようなドラマティックな展開に感情移入して一気に読み、
最後は涙まで流してしまいました。(笑)
それは、やはり、著者自身がマネジメントに悩みもがく中で、
ドラッカーの『マネジメント』と出会い、感動し、涙が止まらなかった
という体験を伝えたい!
という真摯さが根底にあふれているからかもしれません。
これを読んで、さて、我が社だったらどのように取り入れられるだ
ろう?と早速考え始めていました。
なかなか、取っ付きにくいビジネス書をこのような萌え系な表紙で
あったり、ダメ組織を変革していく主人公が高校生という題材で、
入門書として非常に分かり易かったと思います。
そして、今ベストセラーとしてずっと売れ続けているらしく、経営論
などのビジネス書などは、ハードルが高い20~30代に非常に売れ
ているという点で、今後分かりやすい小説仕立てのビジネス書が多く
出てくるであろうという面でも、その著者の企画力に思わず、
「う~~~~ん、すごい!」と、うなってしまうものがあり、
その発想力に非常に刺激を受けました!!!
気になっている方がいたら、ぜひ、お薦めのビジネス入門書です!